運天トンネル unten tunnel

短いけれど人々の生活に寄り添い続け、今に至る大正生まれのトンネル
開通は大正13年(1924)。現存する沖縄のトンネルとしては2番目に古い歴史を誇っています。全長17.5mと沖縄最短クラスですが、運天集落に住む人々の交通や物流の発展に寄与するなど多大な恩恵を与えてきた、まさに文化財級の価値があるトンネルです。掘削作業は手掘りで行われましたが、開通後に補修を重ね、現在の形になったのは1997年。トンネルの入口に案内板が設けられトンネルの歴史を紹介しています。
沖縄では数え年で97歳になると「カジマヤー」と呼ばれる長寿の祝宴が盛大に行われます。2020年10月、運天トンネルは開通96周年(数え年で97周年)を迎え、トンネルの入口で伝統芸能が奉納されるなど、カジマヤーが執り行われました。このことからも運天トンネルがいかに地域の人々に大事にされているかを窺い知ることができます。
店名 運天トンネル
駐車場 無し
最終更新日:2021年3月6日

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  • 歴史あるトンネルをくぐってみよう
  • 運天港側の入口には説明板が設置
  • カジマヤーを祝う看板も建てられている

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運天トンネル

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